Paris Gourmand パリのおいしい日々3

マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団(パリ)Maris Jansons & Symphonieorchester des Bayerische Rundfunks a Paris

23 mars 2019

Deux fois Mariss Jansons dans une semaine, ca c’est miracle💕
一週間に2度もマリス・ヤンソンスを聴けるなんて、夢のよう
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日曜日にウィーンの楽友協会で聴いたヤンソンス&バイエルン放送交響楽団。あの日がヨーロッパツアーのスタートで、ウィーンだけ優遇されて二日間、その後、ブダベスト、ルクセンブルク、アムステルダムを回って最終日がパリのフィルハーモニー・ド・パリ。
ハードなツアーで、敬愛する巨匠の体調が心配、、。
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(このイラストは、オーケストラのInstagramから借りました。)
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Marissa Jansons et son orchestre Symphonieorchester des Bayerische Rundfunks a Philharmonie d Paris.
Berlioz, Poulenc et Stravinski.
Fantastique mais ca m’avait donne encore plus de frisson au dos le dimanche dernier a Vienne.
パリのプログラムは、ベルリオーズ、プーランク、ストラヴィンスキー。
このオケ&ヤンソンスならではのカラッと明るく骨太なローマの謝肉祭。こういう曲、このオケ&指揮者に合うね~。
プーランクのオルガンコンツェルト。ソリストは、ヤンソンスと同じリガ出身のイヴェタ・アプカルナ。なんかすごい演奏。オルガンって、色彩豊かで敬虔と迫力が入り混じるイメージだけど、彼女の演奏は、とにかく色彩が豊か。管を排したこの作品だからからか、オルガンひとつで木管金管全てのパートを引き受けるわ、な感じ。オルガン、ほとんど聴かないのでよくわからないけれど、多分、とてもうまいのでしょうね。アンコールも凄まじく、一人でフルオーケストラの演奏を実現!みたいな迫力で、会場大喝采。
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ただ、フィルハーモニー・ド・パリのオルガンの音があまり好きじゃない。いかにもデジタル的な響きというか、耳にひりつく感じに響く。知人は、電子ピアノみたいな音だったね、と。
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後半は、ウィーンでの演奏会と同じく春の祭典。まろやかでキラッキラで女性的な楽友協会の音響と、高らかでキレッキレで隙のない男性的なフィルハーモニー・ド・パリの音響を、時をおかず同じオケ&指揮者&曲で聴き比べをできるという贅沢さ💕
楽友協会の方が、高揚感、ワクワク感、ドキドキ感が強い。フィルハーモニー・ド・パリは、クリアで華やか、でも狂気じみた興奮は少なめ。ウィーンは金管的で感情的、パリは木管的で理性的。会場音響の違いが生み出す感覚がこんなに変わるとは、、。アナログの最高峰とデジタルの最高峰の2ホールなので、違いがわかりやすいのかもしれない。
ヤンソンスの祭典は、本当に勢いというかリズムが素晴らしくて、聴き惚れる。オペラグラスで覗くスコアは、赤字がびっしり。すごく古くてページがバラバラになっちゃっててほとんどのページをセロファンテープでとめている。どれだけ使い込んでいるんだろう。一度でいいから、巨匠のスコアを見て見たい。
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今日の席は、愛する指揮者の顔がなかなか見えないのが残念。オルガン曲があるから正面で、と思ったのだけど、やっぱりお顔が見える席にすればよかった。
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アンコールは今夜も2曲。おちゃめな顔で観客を見つめた後、おもむろに振り下ろしたタクトから、誰もが知ってるボッケリーニのメヌエットが響き、会場から笑い声。最後は、ウィーンの時と同じく、シュトラウス2世のポルカ。すごく華やかでかっこいいポルカ。あまりのテンポのよさに、会場から今度は手拍子。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートじゃないから、手拍子はやめて(笑)。
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ウィーンの時みたいに、2曲がっつりシンフォニーというプログラムの方が、神様の指揮のすごさをを感じられて好きだけど、今夜も十分すぎる感動。
大きな拍手を受けながら、笑顔で舞台を去るヤンソンス。次に聴けるのは6月の予定。いつもは1シーズン一度の巨匠の音楽に、今シーズンは3度も触れられて幸せだなぁ。
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# by yukinokano3 | 2019-03-27 01:40 | アート | Comments(0)

ブロークン・ビスキュイ(パリ11区)Broken Biscuits Paris 11eme

22 mars 2019

J’y suis venue la semaine dernière, en “mercredi”. Mince, c’était ferme!
Enfin, bonjour mes chers gateaux de Broken Biscuits🍰
久しぶりにブロークン・ビスキュイの粉菓子を♪ と思って、先週水曜日にはるばる出向いたら、なんとお休み。水曜〜日曜営業じゃなかった〜😭
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気を取り直して、再訪。聞いたら、おっきいほうのお店は水曜からでこちらは木曜からなのだそう。なんだー、おっきいほうのお店まで行けばよかった。というか、2号店できてたの知らなかった。
マフィンとマドレーヌを連れて帰る。クッキーとケークオショコラも欲しかったけど、まだ家にウィーン菓子がたっぷりあるからね、、。
粉のおいしさを感じられるここのお菓子、好き💕
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# by yukinokano3 | 2019-03-27 01:31 | | Comments(0)

グー・ド・フランス2019(パリ)Banquet provancal de Gout de France 2019 (Paris)

21 mars 2019

Banquet provancal de Gout de France.
Avec 5 grands chefs de Provence, banquet très sympathique et convivial.
Trop contente d’avoir parle avec le chef Michel Porto dont la cuisine j’ai beaucoup aime a l’époque de Saint James a Bouliac.
春分の日は、グー・ド・フランスの日。今年でもう5年目ですって。初年度の、ヴェルサイユ宮殿の大広間での大宴会が懐かしいなぁ。
今年は、エッフェル塔の向かい、トロカデロの庭園に設置された大テントで開催された、プロヴァンス風大宴会に参加。満月にうっとり〜。
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今年のテーマはプロヴァンスということで、彼の地のトップシェフたち5人が集合し、前菜からおやつまで、各シェフが一皿ずつ担当。
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しいのが、5人の中にミシェル・ポルトの名前があること。昔、ボルドー近郊のラグジュアリーホテルレストランで大活躍していて、何度か食べに行って大好きだった。久しぶりにおしゃべりし、昔を懐かしむ。いつの間にか出身のマルセイユに戻って自店をやっているそう。
マルセイユ、たった3度しか行ったことなく、あまりピンとこない街なのだけれど、いいレストランたくさんあるし、行かなくちゃね。
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プロヴァンス風味満載の5皿に、プロヴァンスのワイン&水。
仮説テントでの200人を超える大宴会だけれど、料理が全然遅れず、サーヴィスも上手。サーヴィス&料理ヘルプは、エリート料理学校フェランディの生徒たち。先生の指導つきとはいえサーヴィズレベルがとても高く、さすが未来のエリートたち、とおもわず拍手。



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5人のシェフたちはテーブルを回りゲストたちとおしゃべりしたり自らサーヴィスしたりとサーヴィス精神たっぷりで、みんな大喜び。
このディナー、ワイン&水込みでなんと15ユーロで提供。見事なフランス食文化啓蒙。
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東の空に低く登った月が、ゆっくりと南の空に回ってエッフェル塔のてっぺんに辿り着く頃、プロヴァンス的宴会の終了。
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# by yukinokano3 | 2019-03-24 08:11 | | Comments(0)

スプーン(パリ2区)Spoon Paris 2eme

19 mars 2019

Pour fêter l’arrivee du nouveau chef & nouvelle carte chez Spoon, diner avec Monsieur Ducasse.
L’homme de la cuisine, Hisanobu Shigeta et Ikhlef Aki-Cherif, l’homme de la salle, tout les deux, aide par Romain Meder ,nous ammenent un très delicieux voyage sur la route des epices.
Parfume, delicat, gaie, subtile… On a fait un très bon voyage gustatif.
Bravo et merci beaucoup a tous.
アラン・デュカスのスプーンが、新シェフ&新メニューになって、今夜はお披露目ディナー。
新コンセプトのテーマは、”スパイスロード”。中近東のスパイスを多用した、エキゾチックで素敵に美味しい料理が続々運ばれてくる。
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シェフは、しげたひさのぶさん。日本の店を抜かすと、グループ・アラン・デュカスで初の日本人シェフだと思う。ジュール・ヴェルヌなどにいらしたそう。
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もともとスパイスが好きだったというのぶシェフ(のぶ、とムッシュ・デュカスに呼ばれてた)の感性に、中近東滞在が長かったアラン・デュカス旗艦店ADPAのシェフを務めるロマン・メデーがアドヴァイスし、バランス感覚絶妙な味わい。
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様々なスパイスを巧みに組み込んだ、ひよこ豆&レンズ豆(見事)、タブレ(風味バランス抜群)、バターチキン(ご機嫌)、クルヴェットケーキ(スパイス加減がたまらない)の前菜チーム、どれも素晴らしいおいしさ。
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主菜の4種もそれぞれよいけど、イカ&ヨーグルトがひときわ好み。
ほとんどの料理が、混ぜて味をなじませてからいただくスタイル。もちろん分け合いが基本。
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おやつは、柑橘&デーツ、シナモン風味のパスティーヤ、カカオ&カルダモン、全て美味。
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どの皿も風味豊かで軽やか。かなり食べたはずなのに、家に帰ったお腹が重たくない。料理に導かれた”スパイスロード”への美味なる旅。また近く、この旅に出かけられると嬉しいな。

ごちそうさまでした&ありがとうございました、ムッシュ・デュカス&のぶシェフ。
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# by yukinokano3 | 2019-03-23 19:42 | | Comments(0)

ベルヴェデーレ宮殿(ウィーン)Belvedere Vienne

18 mars 2019

Avant rentrer a Paris, l’art et la patisserie vienois. A bientot, Wien, j’espere💓🇦🇹💓
パリに戻る前、最後のウィーンアート&ウィーン菓子を、ベルヴェデーレで。
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クリムト、ユディットや風景画など、日本行きの作品がまだ飾られている。人間のように感じられる彼のひまわり、好き。キスは無理にしても、ひまわりやソーニアの肖像、アダムとイヴなども日本に持っていければいいのにね。
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ベルヴェデーレはクリムトコレクションで有名だけれど、かつてはキスと並ぶ名画、アデーレ・ブロッホ=バウワーの肖像1も持っていた。今はNYのノイエ・ギャラリーの目玉になっている。あのシックなギャラリーで見るのもいいけれど、本当はここで見たかったな。
アデーレがウィーンを去ると決まった時、ベルヴェデーレにはすごい数のウィーンの人々が、黄金に輝くアデーレに別れを惜しみに来た。
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シシィ&フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画が飾られるカフェで、最後のザッハートルテ。
あんずが多すぎてかなり甘みと酸味が強い。やっぱりザッハートルテは2大巨匠がおいしいのかな。
今度来る時に試したいのは、インペリアルホテルのインペリアルトルテと、ムジークフェラインのバーで食べた小さなチョコレートケーキがなかなか美味しかったゲルストナーのいろいろなお菓子。
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ここに来る直前に起こったマリス・ヤンソンスとの遭遇を頂点に、ムジークフェラインでの3度の演奏会、国立歌劇場での室内楽演奏会とバレエに加え、アート&美食も堪能し、今回もご機嫌に楽しかったウィーンにさようなら。
春夏は聴きたい演奏会がないので、次は秋以降。再訪を心待ちにしつつ、、🇦🇹💕🇦🇹




# by yukinokano3 | 2019-03-23 19:14 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。1、2もあります。文章&写真の無断転載禁止。
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